西武ライオンズ公式note、はじめます
はじめまして!
株式会社西武ライオンズ広報部です。
私たちが働く株式会社西武ライオンズや、埼玉西武ライオンズにまつわるさまざまな“ストーリー”をファンの皆さまにお届けし、もっともっとライオンズを好きになっていただける場を作りたいと思い、公式noteを立ち上げました。
まずは、今回の開設の目的や、noteでどのようなことを伝えたいのかについてお話します。
■株式会社西武ライオンズって何してるの?
「ライオンズの社員ってさ、何してるの?」
ある時私は友人からこう尋ねられました。
皆さんは、“株式会社西武ライオンズ”と言われたらどんな仕事をしている会社だと思いますか?
「選手の練習とか試合とか手伝ってるの?」
「プロ野球の試合でイベントをやっている会社?」
「グッズとか売ってるんでしょ?」
すべて正解ですが、これがすべてというわけではありません。
そこで、まずは西武ライオンズという会社のことを紹介したいと思います。
株式会社西武ライオンズは、1978年に福岡野球株式会社から株式会社西武ライオンズに商号変更し誕生。そして同時に埼玉県所沢市をホームとするプロ野球チーム「西武ライオンズ」も誕生しました。
当社では、「西武ライオンズビジョン」として、
活動指針「西武ライオンズ憲章」
スローガン「共に強く。共に熱く。」、
長期戦略「西武ライオンズブランドの強化」
を掲げて、企業活動を行っています。
すごく簡単にお話すると、社会から愛され、ファンの皆さまから愛される球団・企業を目指しています!
プロ野球興行の運営、イベント企画、グッズやグルメの開発・販売のほか、オフィシャルサイトや公式SNSの運営管理、
ライオンズを応援してくださるスポンサー企業さまとの取り組みなど…。ここまでは想像できますよね。
あとは当社が運営管理しているベルーナドームの貸会場営業や、野球以外の自主興行の企画など、ここでは書ききれないほどたくさんの仕事があり、多くの人々が働いています。
■noteをはじめる目的
ライオンズでは特別な思いを持った人たちがいろんな取り組みを行っていますし、チームや選手についてもまだまだ語れていないエピソードがいっぱいあります。
会社や人、チームにまつわる“ストーリー”を発信し、ファンの皆さまはもちろん、多くの皆さんにライオンズをさらに好きになってもらえるような場を目指していきたいと思い、noteをはじめることにしました。
ライオンズで奮闘するすべての人々の「姿」「思い」「声」を届ける。
皆さんと西武ライオンズの“距離”がほんの少し縮まる。
そんなnoteを創り上げていきたいと思います。
■ライオンズには「愛」獅(し)かない
私が伝えていきたいと思うことのひとつが、ライオンズを取り巻く「愛」にあふれた人々のことです。
昨シーズンの終盤。とても印象的なシーンがありました。
球団本部育成担当兼人財開発担当として働く木村文紀さんの引退試合です。
木村さんは、昨年の時点ではファイターズの選手。
ビジターゲームでの大規模な引退セレモニーは異例でした。
選手として長年ライオンズに貢献してくれた木村さんにどんな恩返しができるのか。
監督、コーチ、選手、スタッフ、社員がそれぞれ行動しました。
そのうちのひとりが、場内アナウンスを担当する鈴木あずささんです。
『ここでスタートした現役生活。たくさんの悔しさと、終わりのない努力。
勇気を抱きしめて、投手から野手に。劇的すぎる数々のプレーに私たちは、感動し、魅了されました。17年間、ひまわりのような、プロ野球選手でいてくれて、ありがとうございました。』
試合後の引退セレモニーで鈴木さんが話した言葉です。
「準備できる時間はあまりなかったけれど、木村くんのために何かしたいって。そういう思いを込めましたね。」
木村さんの登場曲「ひまわり」になぞらえ、当時作った小さなメモを手に、鈴木さんはそう話してくれました。
「普段は台本に簡単にメモしたりしてて、終わったら基本的に捨てちゃうんですけど、今回は丁寧にメモ書きをして資料に残してました。木村くんへのグリーティングカードみたいな感じですかね。10代の頃から知ってるから、ちゃんと書いておかないと本番で泣いちゃうかもと思ったので。」
鈴木さんのアナウンスに応じるように、スタンドのファンの皆さんも
木村さんへ声援を送ります。
「声を送れば必ずキムは答えてくれる!」
一度ベンチに下がった後、グラウンドで家族写真を撮影していた木村さんへ、ライオンズファンの皆さまから「木村!木村!」の声援が響きます。
ただ、古巣といえどもファイターズの立場からするとアウェー。木村さんはライオンズファンのもとへ行くことに、少し躊躇していました。
その時、「行って来い!」と背中を押したのが、球団チーフマネジャーを務める松下建太さん。選手時代は共に汗を流した仲間でした。
「キムがちょっとファンの皆さんにあいさつに行くタイミングを逃してしまっていたみたいで。それでもファンの皆さんがずっと声援を送ってくれていたので最後は背中を押しました」
そんなファンの皆さまと社員たちの姿を見ていた私は、やはりライオンズには、愛しかない。
そう強く感じた出来事でした。
愛にあふれたライオンズの人々や、見えないところで描かれているさまざまなストーリーを、もっと皆さんにも知ってもらいたいなと強く思っています。
■おわりに
今後のnoteの予定を少しお話します。
基本的に毎週月曜日に記事を更新する予定で、次回は2/5(月)の更新予定です!
更新の際には、埼玉西武ライオンズ公式X(旧Twitter)や株式会社西武ライオンズコーポレートサイトなどでもお知らせしていきますので、ぜひチェックしてください!
また、おもしろかった記事はどんどんSNSなどでシェアをお願いします!
noteで皆さまと繋がり、これからのライオンズの活動がもっと楽しみになるような、そんな場所を共に創っていけるとうれしいです。
noteで、共に強く。共に熱く。
西武ライオンズ公式note、はじめます。