【公式】ベルーナドームの座席からの見え方やおすすめ席を写真付きで解説!野球・ライブ前にチェック
「ベルーナドームは試合が見やすい!」「席の座り心地が良い!」
慶應義塾大学の鈴木研究室による「プロ野球のサービス満足度調査」の調査で、過去3年間にわたってベルーナドームの座席を評価いただいています。
そこで、今回はベルーナドームの座席にスポットを当て、プロ野球観戦はもちろんのこと、コンサートに訪れた方にもその魅力を知っていただけるようなnoteを書くことにしました。
ベルーナドームは、2021年3月までに3年以上をかけて改修工事を実施しました。
老若男女どなたでもお楽しみいただける「ボールパーク化」を掲げ、元々は14タイプだった座席の種類は、改修後、倍の28タイプに!!
ですが、コロナ禍でもあり、あまり知られていないのが広報担当の悩み…。今回は新設した椅子の中から特徴的なものやおすすめを一部ご紹介します!
下記の目次をクリック・タップしていただくと該当座席に飛びます。ぜひご活用ください。
■ベルーナドームについておさらい
まずは、簡単にベルーナドームをご紹介します。
ベルーナドームはプロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地球場です。元々は屋根がありませんでしたが、1997年~1998年にかけてドーム化工事を行いました。
既存の野球場にそのまま屋根を架ける、世界で初めての工事であり、『屋内屋外中間型』という、これまでのドーム球場の概念を打ち破る、新しいコンセプトのもとに誕生しました。
収容人数は31,552人、埼玉県所沢市に位置し、西武鉄道狭山線・山口線「西武球場前駅」を出てすぐの場所にあります。
■ベルーナドームの座席|内野エリア編
さて、ここからは改修工事を経てベルーナドームに新設した座席をご紹介します。
まずは初めての方にもおすすめの内野エリア編。
一番多く座席がある「内野指定席」です。
|内野指定席
内野指定席は1塁側、3塁側それぞれにあり、約16,500席あります。
座席の特徴はなんといっても厚さ約8cmのクッションがついていること。
プロ野球の試合は、長いときで約4時間、コンサートなども長時間に及ぶことがありますが、クッションのおかげで長時間でも快適にお楽しみいただけます。
座席幅や前後の間隔も他球場の椅子と比較して広いのも特徴です。
SS・S・A・B・Cと種類があり、見え方と価格が変わります。
内野指定席B付近からは以下の写真のような形で見えます。
内野指定席SS、S、A、B、Cそれぞれからの見え方については、下記サイトからもご覧いただけます。
|コカ・コーラ ダグアウトトップシート
この座席の特徴は場所と椅子の型。
実はこの座席の真下には選手たちのベンチがあり、選手たちが座っているベンチと同じ仕様なのです。
選手が得点するとうれしいですし、喜んでいる選手たちを見るとさらにうれしくなりますよね。
この座席から見ていると、得点してベンチに戻ってきた選手たちを、まるで自分が迎えているかのような感覚になります。
まさに選手たちと一体となって観戦・応援できる座席です。
見え方はこんな感じ。とても近い、です。
|ブルペンかぶりつきシート
ブルペンとは、ピッチャーが登板前に投球練習をする場所です。
プロ野球の本拠地球場では室内にあることが多く、観客席からブルペンの様子をうかがえるのもベルーナドームの特徴のひとつです。
緊張感漂うブルペンを間近で見られるのが、この「ブルペンかぶりつきシート」。写真では伝わりづらいかもしれませんが、皆さんの想像している以上に“近い”です。
座席自体には蒸れにくい人工皮革を採用していて、目の前にはカウンターもあるので、フードやドリンクを買って置いたりもできますよ。
あまりのピッチャーの近さに、食事が喉を通らないかもしれませんが、、、(笑)
1塁側には28席、3塁側には26席の合計54席限定です。
■ベルーナドームの座席|外野エリア編
続いてはさらに熱狂的な応援が楽しめる外野エリア。
チームの攻撃中は立って応援する方も多いですが、ゆったり座って見られる座席もあり、価格も比較的リーズナブルです。
|外野指定席
実はこのエリア、改修前は座席の無い「芝生エリア」で多くの皆さまに親しまれていました。立ち上がって応援する方も、少し座って落ち着きたい方も、両方のニーズにお応えできるように座席を導入しました。
攻撃中は立って応援される方が多いことから、椅子のコンパクトさや前後幅を調整しています。
内野指定席ほど厚くはありませんが、しっかりとこの座席にもクッションが付いています。
ライオンズのホーム側である3塁側は「ライオンズ外野指定席A・B・C)」が、1塁側は「ビジター外野指定席」という名前で販売しています。
レフトからは以下の写真のような見え方をします。
|メイトー ホームランバーパノラマテラス【ライト】
外野エリアのライトポールゾーンに位置するカウンター付きシートです。座席はムレにくいメッシュ素材を採用しています。
球場全体のパノラマビューをお楽しみいただきたい考えから、椅子の脚部分がキャスターになっています。まるでオフィスのような座席だからか、たまにパソコンを開いていらっしゃる方をお見かけします。
ホームランが目の前に飛んでくる可能性があるのもこの座席のお楽しみポイント。ボールの行方には十分ご注意くださいね。
以下の写真のように見えます。
■ベルーナドームの座席|バックネット裏編
続いてはバックネット裏エリア編。
試合の全体感が見やすい位置から、臨場感ある試合観戦を楽しめるのがこのエリアの特徴です。
高級感漂う黒色のシートが並ぶエリアです。
外野や内野エリアと比べると少し値は張りますが、ちょっと贅沢をして、自分へのご褒美やご家族・ご友人などへのプレゼントとしても活用いただけますよ。
|ネット裏エグゼクティブシート【1・3塁】
この座席では、バックネット裏の臨場感を味わいつつ、ゆったりとリラックスして観戦をお楽しみいただけます。コンサートの場合はステージから少し遠くはなりますが、ほぼ正面から見ることができます。
モールドウレタンを採用し、ホールド感と快適性を両立した特別仕様で、首から頭部分にかけてのクッションが長時間の野球・ライブ観戦を快適にしてくれます。
3塁側からの見え方は以下の写真の通り。
|ネット裏プライベートボックス
バックネット裏の上段に位置するこの座席は、最大4名が入れる半個室のグループ席です。周りを気にせず会話を楽しむことができます。
ミニテーブルも付いており、買ってきたフードやドリンクを置けるのもうれしいポイントです。こちらの座席も蒸れにくい特殊な人工皮革を採用しています。
筆者はこの座席で観戦するのが好きで、座席選びに迷っている友人などには一番におすすめしています。
コンサートの場合もステージを真正面から望める位置です。
|auじぶん銀行 ネット裏パーティーテラス
1塁側の最上段にあるこの座席は、「屋外スイートルーム」がコンセプトです。ソファにクッションにテーブル…ここはホテルか?と勘違いしそうです。
6名、7名、8名と大人数での観戦にぴったりで、飲食店舗がすぐ近くにあるのもうれしいポイントです。
実際に座って見た以下の写真。最上段でもあり、グラウンドが小さく見えるかもしれません。
■ベルーナドームの座席|番外編(アリーナ視点・一般販売していない座席)
ベルーナドームでプロ野球ではなくコンサートなどが開催される場合、グラウンドレベルにも椅子が並べられ、アリーナ席が作られます。花道などはコンサートによって変わりますが、グラウンドレベルからはどんな形で見えるのかをご紹介します。
|アリーナ視点
▼ステージが大型ビジョンの前に設営された場合、真正面に見えるマウンド付近、とセカンドベース付近からは以下のように見えます。
▼続いてファーストベース、サードベース付近から。
▼1・3塁側フィールドビューシートの前付近からは下記のような形で見えます。
▼内野と外野の間付近からは以下のように見えます。
▼少しステージに近づいたライト、レフト付近から。
▼ステージ真正面、センター付近からは以下のような形で見えます。
コンサートやライブによってステージの形状や花道などは変わりますので、あらかじめご了承ください。
|アメリカン・エキスプレス プレミアムエキサイト®シート
もうひとつ番外編として、シーズンシートで完売となってしまい、現在は一般販売をしていない座席をご紹介します。
キャッチャーの真後ろ、中継映像にも映る位置にあるのがこの座席。
ネクストバッターズサークルの選手がすぐそばで素振りをする姿を見ることができるほどの近さです。
ベルーナドームの座席の中では最も高い価格の座席で、座席のすぐ後ろには12球団の球場で最大規模のラウンジがあり、そこで提供されるブッフェもサービスとしてついています。まさに「プレミアム」な観戦体験をお楽しみいただけるシートです。
■ベルーナドームで野球やライブ・コンサートを楽しもう
いかがでしたでしょうか。
ベルーナドームの座席の種類の豊富さが伝わっていればとてもうれしいです。
初めてベルーナドームで観戦する方のHow-toなどとして、ぜひこのnoteを活用してみてくださいね。
たくさんの座席とともに、ベルーナドームでお待ちしております。
球団公式YouTubeチャンネルでは、ベルーナドームの座席を選手が体験する動画を公開しました!ぜひ合わせてご覧ください!