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憧れのヒーローが私の学校にやってくる!「所沢市小学校応援プロジェクト」をご紹介

わ~!武内投手って、こんなに大きいんだ!

先日、ルーキーの武内夏暉投手が所沢市立美原小学校を訪問しました。
皆さんはこどもの頃、プロ野球選手などトップアスリートとふれあった経験はありますか?また、どんなことが印象に残っていますか?

今回は、2023年4月からスタートした「所沢市小学校応援プロジェクト」についてご紹介します。


「所沢市小学校応援プロジェクト」とは?


西武ライオンズの推進するコミュニティ活動「L-FRIENDS」の「こども支援」の取り組みとして、ホームタウンの所沢市と連携し、ライオンズの選手が所沢市の小学校全35校の「大使」になって応援するプロジェクトです。
所沢市にお住まいの皆さんにとって身近なプロスポーツチーム、そこで活躍するライオンズの選手たちが小学校の児童たちと直接ふれあう場を作ることで、スポーツに触れる機会を作るだけではなく、豊かな心を育む道徳教育や
自分らしい生き方を実現する力を育てるキャリア教育、食事の大切さを考える食育など、市の推進する教育基本計画に資する取組みにすることを目標としています。

小学校に等身大の選手たちが登場!?

取り組みは、応援大使を務める選手の等身大パネルを所沢市内の各小学校に配布するところからスタートしました。
支配下選手・育成選手関係なくすべての選手が各学校の応援大使を務めます。

2024年の応援大使情報はこちら

応援大使の選手パネルの前で記念撮影をする明峰小学校の児童の皆さん

児童たちが登校したときに見えるよう、昇降口にパネルを置いてくださっている学校もあり、学校によって設置場所はさまざまですが、選手がこどもたちを出迎えるような形になっている学校もあるそうです。

選手のボイスメッセージが運動会に!

また、より選手を身近に感じてもらうため、選手たちのボイスメッセージも、希望する小学校に提供しています。

給食の時間やお昼休みで放送されているほか、所沢市立南小学校では、同校の大使を務める外崎修汰選手による運動会の開会メッセージも再生されました!

マイクの前に外崎選手の等身大パネルが置かれ、本人がしゃべっているかのような演出も。

 ▼実際のボイスメッセージはこちら!

選手が「夢をもつことの大切さ」について講演

オフシーズンには、一部の選手が実際に応援大使を務める小学校を訪問しています。

2023 年は、源田壮亮選手、古賀悠斗選手、長谷川信哉選手が自身が大使を務める学校を訪問し、「夢をもつことの大切さ」についての講演や、バッティング体験の指導などを行いました。

「夢をかなえるために大切なこと」というタイトルで講演した源田壮亮選手

講演では、これから少しずつ将来を考え始める5、6年生を中心に、自分たちが小学生の頃に、夢を叶えるためにどんなことをしていたかなどを話し、プロ野球選手の実体験を交えた内容は、こどもたちにとっても新鮮だったようです。
学校に訪問する選手たちも、「うまく話ができるか不安!」と心配しつつも、一生懸命聞いてくれるこどもたちへ少しでも役に立てればという想いで話をしています。

今年は、ルーキーの武内夏暉投手が!

ルーキーながら先発として2桁勝利を記録した武内夏暉投手。
秋季練習期間の10月22日(火)に、大使を務める所沢市立美原小学校へ訪問しました。
プロ野球選手になってからは、自身にとってほぼ初めてのイベント。
学校の先生方と一緒に打ち合わせするところからスタートし、司会を務める先生との打ち合わせ中の武内投手の表情は、真剣そのもの。
講演はうまくいきそうですか?と聞くと、「きっと大丈夫でしょう」と武内スマイル(^^)

校長先生に挨拶し、談笑する武内投手

ちなみに、美原小学校の校長先生は武内投手の登板を生で観戦しに行くほどの大ファン。着用ユニフォームを見てもわかる通り、こどもたちに負けず劣らずこの日を楽しみにしていたひとりです。

小学校に来るのは武内自身が小学生だったとき以来、10年ぶり。
「体育館ってこんなに小さかったっけ?」と、こどもの頃は大きく感じていた体育館も、今は小さく見えたようです。

武内投手はまさに、プロ野球選手になるという夢を叶えたばかり。話を聞くこどもたちの表情は、真剣そのものでした。
児童からも質問が寄せられ、「これからの夢はなんですか?」の質問に対しては「ファンの皆さんにもっと勝利を届けることです」と頼もしい回答をしていました。

代表児童3名から質問を受ける武内投手
講演後、代表児童とのストラックアウト対決に臨む武内投手

ストラックアウト体験では、こどもたちにアドバイスをしながら「ナイス!」「いいね!」と明るく声掛け、そして、自身の番になるとプロの技術をこどもたちに披露しました。
投球した2球全てを低めのコースに集め、高得点をとった武内投手チームがこどもたちのチームに勝利し、こどもたちからはたくさんの拍手が送られました。

プロジェクトのこれから

選手が小学校を応援するというテーマでスタートしたこの取り組みですが、実はシーズン中、逆にこどもたちから選手へエールをもらうという出来事がありました。

訪問した小学校から寄せ書きメッセージをもらいました
グラウンドへの通路にたくさんの応援メッセージが

訪問先の小学校から、シーズン中に届いた寄せ書きメッセージです!グラウンドへ向かう途中に、選手たちもうれしそうに足を止めて読んでいました。
スタートしてまだ2年弱の取り組みですが、選手が所沢市の35校全てを訪問すること、そしてそれを継続していくことが目標です。

まだベルーナドームに来場したことのないこどもたちも、今回の訪問をきっかけに「この選手、私の学校にきてくれたんだよ!」と思い出してもらったり、ライオンズをより身近なプロ野球チームとして応援してくれたらうれしいです。

そして将来、ライオンズの選手に会ったことがきっかけでプロ野球選手を目指すようになり、ライオンズに入団してきてくれる人が生まれるのを楽しみにしています!

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