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新選手会長・外崎修汰の「縁」が紡いだプロ野球人生

こんにちは、西武ライオンズ広報部です。
前回のOB戦に関する記事では、皆さまから楽しみにしていただいているたくさんのお声をいただき、私たちも最後まで気を引き締めて、よいイベントになるよう入念に詰めの作業をしています。
かつての夢と人の縁が実現させたOB戦のエピソードは、ぜひ以下からお楽しみください。

※当日会場では、新シーズンへ向けてのお知らせも予定しておりますので、ぜひ当日まで楽しみにお待ちください!

さて、OBの方々にも負けじと、現役選手たちもがんばっています。
今回は、約3週間におよぶ厳しいキャンプを終えた選手から、新選手会長でもある外崎修汰選手のお話をさせていただきます。

彼もまたこれまで多くの出会いを経験し、人と人との縁が彼の人生を大きく変え、今の自分があると言います。青森の地に生まれ、どんな状況でも取り乱さず、常にポーカーフェイスな印象の外崎選手。
しかし、実は誰よりも、人との縁を大切にする人情味にあふれた男なのです。


■“プロ野球選手 外崎修汰”の原点となる出会い

高校時代は、甲子園の出場経験もなく、目立った選手ではなかった外崎選手。それでもプロ入りの夢を追って、強豪・富士大学へ進学しました。

「もともと身体能力には自信があったんですが、何か特別な練習をしたというわけではなく、大学2年生までは、ただ一生懸命に毎日練習していたという感じでしたね。それでもある程度うまくなっていってると思っていました」

しかし、大学3年生の時に出会ったコーチが、外崎選手の考えを変え、その後の“プロ野球選手 外崎修汰”の土台を形成することになります。

「そのコーチはPL学園出身で、プロ野球選手とも繋がりの多い方でした。それまでただ我武者羅にやっていた自分の練習方法では、プロにはなれないと現実を突きつけられましたね。
厳しい現実を伝えてくれる半面、心が広く大らかで、人としても尊敬できる方。野球以外のことも多く教わりましたし、生き様がカッコイイと思えるコーチでした。今後成長していくためには、野球の技術だけじゃなくて、人として魅力的な要素を持つ必要があるんだと気付かされました」

謙虚で仲間想い。首脳陣や選手たちからの信頼も厚い外崎選手の原点となる出会いでした。

その後の活躍は目覚ましく、大学での成績が評価され、2014年のドラフトで3位指名を受け、ライオンズに入団。外崎選手はプロ入りも「人との縁でできたこと」だと彼は言います。

「プロ野球選手になれたのは、富士大という強豪校に入ったことで、多くのスカウト方の目があったからだと思っています。高校の時の監督が、富士大の時の監督と社会人時代にチームメイトで、それで薦めてもらったのが進学のきっかけでした。そもそも富士大の監督との縁がなければ自分のプロ入りはなかったかもしれないと思っています」

外崎選手の運命を大きく左右した富士大学への進学。その決め手になったのは、監督との“縁”でした。

■黒田コーチとの縁で乗り越えたプロの壁

プロ野球生活をスタートさせた外崎選手ですが、彼を待っていたのは、プロの高い壁でした。

「特に守備面では大きな壁にぶつかりました。打球の速さはもちろん、回転数も多くて捕球するだけで精一杯でした。その影響で送球もままならず、状況判断もできない。一生懸命にやっているけれど、自分の“感覚”とプレーの結果が嚙み合わずに失敗を繰り返す日々でした」

必死にやっていても毎日繰り返されるエラー。
まるで自分の成長が止まってしまっているかのようでした。

2015年 プロ1年目当時の外崎選手

しかし、この時も外崎選手を救ってくれた人がいました。
入団当初、外崎選手を指導していた、黒田哲史コーチ(現二軍内野守備走塁コーチ)です。

チーム練習に加え、試合後には、付きっきりで特守を2時間。さらにそこから守備の基礎となる下半身の強化メニューなど、毎日遅くまで二人三脚での練習が繰り返されました。

取り組んだのは、難しいノックではなく、ゆっくりとした打球に合わせ、足を動かし、しっかりと打球の正面に入るという守備の基礎的な練習。
難しく、華やかなプレーをできるようにするのではなく、まずは、基礎的なところと、確かな技術を培っていきました。

「黒田コーチには、はじめはとにかく基礎を叩き込んでもらいました。少しずつ上達し、試合で良いプレーが生まれるようになると、だんだんと僕の感覚を聞いてくれるようになりましたね。黒田コーチが外から見た時のイメージと、僕自身の感覚のすり合わせをすることが増えて、僕の感覚を理解して受け入れてくれました。なんだかプロ野球選手として認めてもらった気がしてうれしかったのを覚えています。
黒田コーチとの基礎練習を怠っていたら、きっとわがままで自分勝手なプレーをする選手になっていたかもしれません。大事な基礎を固めて、守備はこういうもんだと教えてもらったからこそ、今の自分があると思っています」

今では、内外野複数のポジションを守る高いユーティリティ性を備え、三井ゴールデン・グラブ賞も2回受賞するほどの誰もが認める守備の名手になった外崎選手。

ここでも黒田コーチとの“縁”が、名手・外崎修汰を生みだしたのでした。

黒田哲史コーチ

■縁を紡ぐ新選手会長

大切にしてきた、人との縁が紡いできたプロ生活10年目。
外崎選手は、選手会長に就任しました。

選手会長は、選手同士や選手と球団を繋げる重要な役割です。
まさに、人と人を繋げていくための仕事。
これまで縁を大切にしてきた外崎選手は適任です。

選手会長としての目標は、
「優勝・日本一という目標達成のためにチーム全員がお互いを必要とし合えるチームを作ることです。
応援していただいているファンの皆さまと僕たちも強い“縁”で結ばれていると思っています。
ピンチの時にピッチャーに勇気をくれる拍手、そして絶好のチャンスの時に聞こえてくるチャンステーマ、本当に本当にファンの皆さまから、贈られてくる熱い青炎(声援)が自分、そしてチームメートの支えとなっています
これからも正しく我武者羅に練習して、共に『やる獅かない』を合言葉に全力疾走で駆け抜けましょう!」

いよいよ3月ですね。 “縁”を大切にする新選手会長・外崎選手を中心に、チーム、そしてファンの皆さまで、一丸となって2024シーズンを戦っていきましょう。

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