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「野球しようぜ!」ライオンズがグローブを配るワケ

こんにちは。
株式会社西武ライオンズ広報部です。
いよいよシーズン開幕まであと2週間あまりですね。
前回は、新選手会長の外崎選手の話を紹介しました。
外崎新選手会長の熱い思いが皆さまにも伝わりましたでしょうか…!

この時期、私たち球団職員も開幕に向けてかなり忙しくしています!
チケット販売のスケジュール上、当日の試合の大体2か月くらい前にイベント情報などを発表するようにしています。
今日は、ゴールデンウイークに実施するイベント「ファミリーフェスタ」について発表しました。
今年も5日のこどもの日に、小学生以下のお子さまにキッズグローブを配布します。

昨年から今年にかけ、ドジャースの大谷翔平選手が日本全国の小学校に送った、通称「大谷グローブ」が大きな話題になりましたが、
ライオンズでもこどもたちへ野球と親しむきっかけづくりになればと、毎年グローブを配布しています。
今年は、エース・髙橋光成投手が試合でも使用するグローブのデザインを再現しました。


■野球をやったことのない子も楽しめるように

ライオンズのキッズグローブ配布の歴史は、2007年にさかのぼります。
この年のファンクラブジュニア会員限定の特典として、「オリジナル ブルーグローブ」をプレゼントしたのが始まりでした。
キャッチボールをする場所も提供しようということで、ベルーナドームやCAR3219フィールドでキャッチボールができるイベントを同年にスタート。
野球をする楽しさを知ってもらうきっかけ作りができないかと、このようなイベントを現在まで続けています。

そして、2018年に初めて、秋山翔吾選手(現広島)のサインをプリントしたキッズグローブを、試合に来場した小学生以下のこどもたち全員に配布しました。

当時の企画担当者にこどもたち全員に配布するようになったきっかけを聞くと、
「こどもたちが楽しそうにキャッチボールをしている姿を見ていると、なかにはグローブを持っていないという子もいました。せっかく球場にきてくれているのだから、こどもたちが一緒に楽しめるようにグローブをプレゼントできないかという話になり、こどもの日に全員へ配布することを企画しました。」

「想定をはるかに上回るこどもたちに来場していただいて、当日準備していた個数では足りず…、後日お渡しする形で急きょ対応しました。ご迷惑をおかけしたお客さまには申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、同時に多くのこどもたちがグローブをもらえるのを楽しみにしていたんだなと実感しましたし、手に取って喜んでいる姿を見ると、心からやってよかったなと思いましたね。たしか、全部で1万個くらいプレゼントしたと思います。」

2018年 来場者配布としては初めてキッズグローブを配りました

■「タダならこんなもの」というものにはしない

しかし、その後は新型コロナウイルスの影響で企画は一時中断。
こどもたちは野球をプレーする場も、観戦する場も失われました。
プロ野球球団として、何か手を打たなければならない。
選手たちもその思いは一緒でした。

こうして、2022年に再びキッズグローブの配布を復活しました。
キャプテンで球界を代表する守備の名手・源田壮亮選手がデザインを監修しました。
翌年には、源田選手と二遊間を組む外崎修汰選手が監修したグローブを配布。
そして今年はピッチャーとしては初めて、髙橋光成投手が監修しました。

キッズグローブは、デザインだけでなくクオリティにもこだわっています。

「せっかくこどもたちにプレゼントするので、『タダならこんなもの』というものにはしたくないと思っています。家族や友達同士で長く使ってもらえるものをお渡ししたいので丈夫に作っていますし、年々クオリティは上がっていると思っています。」

2022年は源田選手、2023年には外崎選手監修のグローブを配布しました

■「自分だけのグローブって特別なもの」

今年のグローブを監修した髙橋投手にも熱い思いがあります。

「グローブって正直ちょっと値段が高いじゃないですか。同じ経験をしている人も多いと思うんですけど、僕も野球を始めたときは誰かに貸してもらったり、譲ってもらったグローブを使っていました。だから“自分だけのグローブ”ってすごく特別な存在でした。初めて自分のグローブを買ってもらったのは、たしか小学1、2年生くらい。親にねだって買ってもらって、本当に宝物でした。すごくうれしくて、抱いて寝ていましたね。それくらいグローブをもらえるってこどもにとってはインパクトのあること。だからこれが野球にふれる良いきっかけになると思うんですよね。」

昨年の大谷選手のグローブのプレゼントにも、同じ野球選手として感じるものがあったそうです。

「大谷選手のニュースを聞いた時は、やっぱりすごいな~と思いましたね。同じ野球人としてもうれしかった。それに僕もやりたいと思いましたね。全国に配るっていうのはなかなか難しいけど(笑)。」

実は、球団職員から今回のキッズグローブの話をされる前に、自分からもグローブを配れないかと考えていたそうです。

「野球人口も減っているって言われていますし、やっぱり球場にこどもが少なくなってしまったら寂しい。だから、こどもたちや野球界のために何かできないかと日頃から考えていました。それで去年は、丸坊主などの髪型が理由で野球から離れてしまう子たちにも何かメッセージを伝えたくてロンゲグッズとかも作りましたし、グローブも地元のこどもたちに配れないかなと考えていました。でもどうすればいいのかわからなくて。そんな時に球団から今回の話があってうれしかったですし、個人としてもライオンズとしても誇らしくなりましたね。何万個という数の配布は個人じゃなかなかできないですから。」

こどもたちとグローブへの思いを熱く語る髙橋投手

グローブには、自身がプロデュースしたオリジナルブランド「DK3」のロゴがプリントされています。このロゴにもこどもたちへの思いが込められています。

「DK3には、“ドミネート”=“支配する”という意味も込めているんですけど、野球はピッチャーからすべてが始まる競技なので、すごく勇気がいるんですよね。そんな自分を勇気づけたいという思いで作ったものでした。
でもそれだけじゃなくて。
こどもの頃って勇気がいることって多いと思うんですよ。例えば授業で手を挙げるとか、困ってる友達に声をかけるとか、そんな些細なことでも。だからこのロゴを見たこどもたちを勇気づけられたらなと思ってるんです。
それに我ながらかっこいいデザインになっていると思います(笑)。“隠し群馬”もデザインされているし、そういう遊び心も楽しんでほしいです。かっこいいとかおもしろいとかどんなきっかけでもいい。とにかく、野球にふれるきっかけになってほしいと思っています。」

ファミリーフェスタでは、テレビ東京系列の「おはスタ」とのコラボしたイベントなど、親子で楽しめるイベントを実施します。
ぜひベルーナドームでたくさんのこどもたちの来場をお待ちしております!

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