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埼玉西武ライオンズ

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西武ライオンズ広報部が発信する、埼玉西武ライオンズの監督や選手、スタッフなど、チームについてまとめたマガジンです!
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#seibulions

キャリアハイを記録した西川愛也が語る現在と今後。

厳しいシーズンとなった今季のライオンズ、特に打撃力の低迷が目立ち、チーム打率がパ・リーグの平均を下回るなど、得点力の向上が課題となった1年でした。そうしたなかでも徐々に頭角を現してきた選手といえば、来シーズンで8年目を迎える西川愛也です。 大半の成績が昨年までを上回り、来季に期待を持たせてくれる選手のひとりとなりました。 過去にはNPBワーストの62打席無安打記録を残した西川が、どのようにしてここまで這いあがってきたのか、これまで語られていないある試合についても触れます。

ライオンズ愛溢れる球団本部長 広池浩司の思い

先月、当社では来季の人事を発表しました。 今回の人事で成し遂げなければならないのは、「チーム再建」。 その中心となって再建を推し進める責任者でもある球団本部長の職に、これまで副本部長だった広池浩司が就くことになりました。 1999年に広島東洋カープに入団。12年間のプロ野球人生を過ごしました。 ライオンズでのキャリアは2011年の打撃投手から。選手としての在籍はありません。 それでも本人は、「ライオンズを本当に愛している」と話します。 今回は球団本部長の広池浩司についてお

隅田知一郎 入団から3年間での経験と成長

11月9日(土)に開幕する「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」。日本は10日(日)から試合が始まりますが、ライオンズからは隅田知一郎投手、古賀悠斗選手、源田壮亮選手が野球日本代表「侍JAPAN」に選出されました。 なかでも隅田投手は、前回日本代表として出場したカーネクストアジアプロ野球チャンピオンシップ2023で日本野球のレベルの高さを感じたといい、日本代表チームがなぜ強いのか、その強さの秘訣をライオンズに還元したいとチームに言い残して、10月28日(

ライオンズOB通信 熊代聖人編  長男誕生の日の感動秘話 引退を決意した親友への思い コーチ2年目の今、ライオンズファンに伝えたい「訓示」とは

「高校時代はエースで4番、甲子園のヒーロー」 「ライオンズではキャッチャー以外はすべて守ったユーティリティプレーヤー」 「試合前の円陣・声出しでの“訓示”もおなじみ、チームを盛り上げたムードメーカー」 といえば、ライオンズファンの方であればわかりますよね? 今回の「ライオンズOB通信」に登場するのは、現役引退後すぐにコーチに就任して今年で2年目、熊代聖人二軍外野守備・走塁コーチです! ■スーパースターだった高校時代熊代コーチは愛媛県の名門・今治西高校から日産自動車、王子製

ライオンズOB通信 武隈祥太編 球団一の長い肩書き 独特のキャラでファンに愛された男の今

株式会社西武ライオンズ 球団本部 ハイパフォーマンスグループ バイオメカニクス担当 兼 ファームコンディショングチェック担当 兼 ファーム・育成グループ付 武隈 祥太 SNS上でファンの皆さまが武隈祥太さんのことを投稿してくださるとき、非常に長い肩書きも一緒に書いてくださっていますが、最新の正式な肩書をまずは紹介させていただきました! 今回の「ライオンズOB通信」に登場するのは、武隈祥太さん。 長い肩書き。つまりたくさんの業務を兼務しています。 いったいどんな仕事をしてい

ライオンズOB通信 東尾修編 とにかく投げ続ける 必死に模索した自分の生きる道 レジェンドが今こそ伝えたいメッセージ

ライオンズの「レジェンド中のレジェンド」って誰?と聞かれたら、皆さんは誰を思い浮かべますか? 読者の皆さんそれぞれに思い出のシーンやエピソードもあるかと思いますので、いろんな選手の名前が出てくることと思います。 筆者にとって、幼い頃のライオンズのエースと言えば・・・、東尾修さん。 相手打者の内角をズバズバ突いていく強気のピッチングが印象に残っています。それと、ライオンズの監督として、ドラフト会議で横浜高校・松坂大輔投手をクジで引き当てたのも東尾さんでしたね。 今回の「

ライオンズOB通信 木村文紀編 ~現役時代は投手から野手に転向、今は若手選手の育成に尽力~

こんにちは。 西武ライオンズ広報部です。 不定期でライオンズOBの近況などをお伝えする「ライオンズOB通信」。 前回は潮崎哲也さん(現:埼玉西武ライオンズ スカウトディレクター)の話をご紹介しました。 今回は、 2006年のドラフト1位で投手としてライオンズに入団。 2011年にはプロ初勝利を挙げますが、けがの影響もあり2012年の秋には野手転向。 2019年には130試合に出場するなど、外野手として活躍しました。 2021年のシーズン中に北海道日本ハムファイターズへ移籍

21歳、背水の3年目。ケガやプレッシャーと戦い、一軍選手への切符を掴んだ21歳のこれまでとこれから

こんにちは。 西武ライオンズ広報部です。 先週は野球の聖地である神宮球場と甲子園球場でのビジター6連戦でした。 栗山選手が昇格後の初打席で通算400二塁打を達成しましたが、それよりもファンの皆さまが注目されたのは6月32日(※)に支配下選手登録をされた菅井信也投手のプロ初登板ではないでしょうか。 (※当初「6月3日に支配下登録をされた」と記載しておりましたが正しくは「6月2日」のため公開時から原稿を修正しております。) あまり目立つタイプではない菅井投手ですが、彼の紹介

ライオンズOB通信 潮崎哲也編

こんにちは。 株式会社西武ライオンズ広報部です。 前回は、いよいよ今週末に第1弾の開催を控えたLIONS COLLECTIONの企画の背景をお伝えしました。 今週末に加えて、ライオンズ初のタータンユニフォームを着用する7月5日(金)~7日(日)の千葉ロッテマリーンズとの3連戦も、ぜひお楽しみに! さて、今後のnoteでは、不定期でライオンズOBの近況などもお伝えできたらと考えています! 今回は、今年3月16日(土)に開催された西武ライオンズ初のOB戦「LIONS CH

ブルペン陣を支える青木勇人投手コーチ。今でも大切にしている“準備と傾聴”

こんにちは。 株式会社西武ライオンズ広報部です。 ゴールデンウィーク最終日となりましたね。ベルーナドームでは5試合が行われました。多くのお客さまにご来場いただき、得点時には多くのフラッグが波打って圧巻の景色でした。 そんなライオンズの定番応援スタイルである「フラッグ応援」については先週の記事をチェックしてみてください。 今回は、観客席ではなくグラウンドに目を向けてみましょう。 12球団の本拠地球場では珍しく、観客席からブルペンが見えるベルーナドーム。 今回はブルペン担当

「ファンあってのプロ野球だからね」選手、コーチ、監督を経験した渡辺久信ゼネラルマネジャーの魅力

こんにちは。 株式会社西武ライオンズ広報部です。 前回のnoteでは、2年目の監督を迎える松井稼頭央の変化について、広報しか聞けない裏話とともにご紹介しました。 プロ野球2024シーズンが開幕して、いよいよ野球のある日々が始まり、私たちもワクワクしながら過ごしています。ライオンズは本日時点で6勝3敗と全カード勝ち越しして、リーグ1位と非常に良いスタートを切りました。とはいえ143試合の長いペナントレース、まだまだこれからです。 「はい、タツ!おはよう!」 「厚治郎!はい

監督就任2年目。松井稼頭央の変化

こんにちは。 株式会社西武ライオンズ広報部です。 前回のnoteでは、開幕投手の発表秘話と今井投手の意気込みをご紹介しました。 29日に迎えた開幕戦では、7回116球2安打11奪三振と大役を果たし「本当に“やってやろう”の一心で勝つ気持ちを強く持って投げました」と振り返った今井投手はチームの3年ぶりの開幕白星発進に貢献しました。 雨の予報もあった開幕戦ですが、無事に3試合を終え2勝1敗。「良いかたちで公式戦に入れた」と明日からのホーム開幕戦に向け、しっかり準備をするとした

新選手会長・外崎修汰の「縁」が紡いだプロ野球人生

こんにちは、西武ライオンズ広報部です。 前回のOB戦に関する記事では、皆さまから楽しみにしていただいているたくさんのお声をいただき、私たちも最後まで気を引き締めて、よいイベントになるよう入念に詰めの作業をしています。 かつての夢と人の縁が実現させたOB戦のエピソードは、ぜひ以下からお楽しみください。 ※当日会場では、新シーズンへ向けてのお知らせも予定しておりますので、ぜひ当日まで楽しみにお待ちください! さて、OBの方々にも負けじと、現役選手たちもがんばっています。 今回

たとえプロ野球選手の夢は叶わなくても。球団本部バイオメカニクス担当 加藤拓光だから伝えられること

こんにちは。西武ライオンズ広報部です。 前回の投稿では、球団公式パフォーマー「bluelegends」のパフォーマンスを支えるディレクターYukiのお話をさせていただきましたが、たくさんの反響をいただきありがとうございました! まだ読んでいないという方は、ぜひ以下からお楽しみください! 今回は、選手のパフォーマンスを支えるスタッフのひとり、球団本部バイオメカニクス担当の加藤拓光さんのお話です。 “バイオメカニクス担当”と言われてもあまり馴染みのない仕事かもしれません。